運よくネパール最大の秋祭り、ダサインの期間中にカトマンドゥにいることになった私たち。いつもと違う街並み、花輪でデコレーションした家や車、装った人々の姿はなんとも煌びやかでした。このお祭りではいけにえ用の鶏やら鴨やら山羊やらが大活躍?

 


ダサインは秋の収穫を祝う、ネパール最大のお祭りだ。そのダサインの朝、ダルバール広場に向かう人々。どこかみなウキウキしている

 


寺院の前には神への供物として生贄になるヤギさんが。本人も覚悟を決めたのか(?)しんみりした顔をしていました
ダサイン景気を当て込んで? 市場でバングル(腕輪)を売る商人と熱心に見るお客さん

 


こちらはピアスを格安で売っていた屋台。どこの国もやっぱり女性はオシャレが大好き。特にこのダサイン期間は女性はここぞとばかり着飾っていました
ダサイン期間に旧王宮に入ろうと並ぶ人々で長い列ができていました。みな、一張羅を着て誇らしげな顔

 

ダルバール広場では軍隊によるパレードが。カーキの軍服の上にかけられたお祝いの花輪がまぶしい

こちらも生贄になる鶏さん。市内はほとんどのお店がクローズしていたが、この生贄を売る商人たちはここぞとばかり繰り出していました

 


生贄の鶏を売るおじさん。特にヒモも籠もないのに、鶏は逃げる様子もなく、ただひたすら地面をついばんでました
こちらはイケ面な鶏屋。写真を撮り終わると「鶏はいらないのかい?」と聞かれてしまった

 

「この子が丸々太ってていいわ!」とばかり、生贄兼今晩のごちそう用の鶏を買うお姉さん
こちらは鴨屋さん。あの2匹を売りさばいたらお仕事終わり? 鴨さんはしっかり生きていて、地面を見つめながら不思議そうな顔をしてました

 

生贄を買いにおつかいにきた少年。おいしそうに太った鶏をかかえ、おでこのティカも誇らしげ
こちらは生贄用のアヒルさん、「絶対おいしい」とおじさんはしきりにすすめてくれました

 

ここぞとばかりティカを受ける神様。それにしても道ばたにあるこんなちょっとした石像がなんともいい雰囲気を出している
祝福のお花を売るおばさん。お参りに行くときの必需品だろう

 


カトマンドゥの地面の至るところに、染料とお花で作ったお祝いの印があった。なかなか風情がある

ヒンドゥー教の寺院の裏手には赤く染まったお祝いの花が。お参りする人が多くて、すぐたまってしまうからだろう

 


道ばたでは生贄用のヤギが、お祭りの儀式にのっとって首を切られていました。タイヤの上に顔が乗せてあるのは普段大活躍する車への感謝を込めて

ダサインでは車や自転車といったものも、お祝いの対象になる。この日ばかりは普段のオンボロバスもリボンや花やティカで飾っていた

 

ストゥーパの周囲に火を灯す女性。ダサインはもともとはヒンドゥー教のお祭りだったが、ここネパールではチベット仏教系の人々もお祝いするのだそう
私の手もダサイン仕様にお召しかえ。落ちにくい塗料で模様を描くヘンナ・アートで装ってみました

 


宿のおっちゃん、ラムさんと一緒にダサインのティカをつけて。ラムさんいわく、私はこういう顔をして笑うそうです