妻がどうしても行ってみたかった新疆ウイグル自治区 その1。広大な大陸を大きく横切って、区都ウルムチから中国の西の果てカシュガルまで足を伸ばしました。このあたりは中国といってもムスリム(イスラム教徒)が多いエリア。中国のなかの異文化にすっかり魅了されました

 


ウルムチの街はずれ。砂漠にも近いとあり、急に土っぽい土壌になります。中国沿岸部に比べ、まだまだ貧しい人々も多い地域

 

ウイグル人の居住地区に入るとモスクが。ここも中国? と思ってしまう
街でぽつんと店開きしていたじゅうたん屋さん。シルクロードだけあって、じゅうたん屋さんはたくさんありました

 


ウルムチのウイグル人居住区にて。遠くのほうにイスラム建築の建物が見える。区都だけあって漢人街はけっこう都会な雰囲気でしたが、やっぱり惹かれてしまうのはこんな下町っぽい風景

街角にて、アルミのボックスを熱心に細工していた美少年。カメラを向けると照れたように笑ってくれた笑顔が印象的でした

 

またまたじゅうたん屋さん。しかし、美女どアップのじゅうたんはいったい誰がどこにしくんだろうか……

デジカメでパシャパシャ撮ってると、どこからもなくやってきて「俺を撮ってくれ」なおじさん。イエーイ!

 


お祝い用の羊の丸焼き。これもおじさん自ら肉をかかえポーズをとってくれました。お姉さん座りな形といい、ちゃんと残った耳といい、頭につけられたリボンといい、実にごちそう然としてますな。それにしてもこれが食卓にバーンと並んじゃうんだから、なんというかスケールがでかい

市場でショッピング・バックを売る少女たち。デジカメに興味津々で、カメラを向けるとにっこり。それにしてもウイグル人の女の子たちはみんなかわいい

 


ぼくも店番でしゅ、な小坊主。ちっちゃなくせにちゃんとウイグル坊をかぶり、商売を手伝ってました。何十年後かはうしろのパパみたいになるんでしょうな

カシュガルのエイティガール寺院前。ウイグル人はムスリムのせいか、男性の威勢がいい。あちこちの屋台から煙があがり、みな思い思いの時間を楽しむ

 

イスラム式の建築が実に美しいエイティガール寺院。ここに年間何万人もの人が祈りに訪れる。やっぱりここは中国じゃないよね、な場所
林を抜けると、モスクにいたる門がひっそりとあった。イスラム教徒は一日に5回、礼拝をする。礼拝の時間以外なら異教徒でも見学可能だったが、それでも中に入るのがためらわれる

 

偶像崇拝を禁止しているイスラム教の寺院の内部はいたってシンプル。ただただメッカに向かって祈るための場所なのだ。礼拝の時間以外でも熱心に祈る信者を見かけた


イスラム式の建物を発見。くるくると巻いたらせん階段といい、ちょこんと乗った屋根部分といい、なんかロマンチック

 

漢方薬、ハーブなどを売るお店にて。買えないの、でも写真だけ撮ってもいい?と聞くとこのとおり。ウイグルの男の人はどことなくおおらかで頼もしい
ザッツ!ウイグル人な男前お兄さん。この後、「礼はいらねーぜっ」ってな感じでトラックに乗ってババババと走りさっていきました

 


バイクのシートもウイグル使用。なかなかイケてるシートでしょ。ちなみ日本人だというと「SUZUKI!」、「HONDA!」と言われること多し。実は一番有名な日本語でしょう


シシカバブー屋のおじさんと一緒に。おおらかな人柄が出てる笑顔! カシュガル滞在中、店の前を通るたびに「食ってけよ!」ってな感じでニコニコしてくれました

 


さっそくシシカバブーにトライ。あつあつな肉からは脂がポタポタしたたり落ちるほど。ジューシーで香ばしく、羊肉の苦手な私もこれならおいしく食べられました

ウイグルではよく見かけた麺。麺といっても小麦じゃなく寒天質?な食感。ちょっとすっぱいタレで召し上がります……が、味はイマイチ

 


カシュガルの街でよく見かけた歯医者さんの看板。でたっ!てな感じの迫力でしょ。これを見てるとよけい歯医者には行きたくなくなりそうなのに……

中国の西の果てでなぜかボーリング。負けたほうが洗濯3回をかけて熱い戦いが繰り広げられました。しかし、客は私たちだけ……。結果は妻の2連敗。ぐっすん

 


カシュガルの路上においてあったドデカイ鏡をパシャリ。あっ、観光客がいるってなショットになりました
 
新疆ウイグル自治区 その2