見るもの見るものオリジナルで、新鮮な発見があるエジプト。そういう意味では、かなりフォトジェニックな国&人々です。撮った写真の量もいつもよりずっと多かったし。まずはやたら砂っぽい街、首都のカイロでのスナップを

 


まずはエジプト航空の機体のペインティングにやられました。古代エジプト王をモチーフにしたエンブレムといい、この文字といい……。着いた早々なんだか印象がよく、期待が高まる

 


カイロ市内を散策すると、いたるところにモスクがある。「イスラム国に来たんだ〜」としみじみと実感。モスクって形がいかにもオリエンタルでキレイだ
街中にはケバブ屋さんも多い。中東エリアではケバブはかなりポピュラーなものらしい。ちなみにエジプトでは「シャワルマ」と呼んでいる。お味のほうもなかなかでした

 


エジプトでよく見かけるサンドイッチ屋さん。サンドイッチといっても、ピタのような薄いパンに、中に惣菜を挟むもの。ポテトチップスを挟んだサンドイッチもあってビックリしたが、食べてみるとなかなかイケた。ちなみにお腹いっぱい食べても50円ぐらい
エジプト滞在中やたら食べまくっていた「コシャリ」。パスタと米と豆を混ぜたものに、挙げた玉ねぎとトマトソースをかけていただくという、摩訶不思議な(笑)料理。店ごとに味が違うのもおもしろく、いろんなお店で頼んでた。ちなみにカイロ市内でも一杯3Eポンド=約60円ぐらい

 

エジプト滞在中お世話になっていた「クレオパトラ」というタバコ。お味はともかく、あまりにベタなところが好きでよく買っていた。パッケージにももちろんクレオパトラのマーク付き
カイロの中にはいたるところにモスクがあるが、なかでも有名なのが「モハメドアリ・モスク」。行って見ると、モスクのそばの写真屋に、こんなホンキなエジプト人の記念写真が……。「京都で舞妓さんに変身!」みたいなやつですね(笑)

 

エジプト人に対抗してみましたが、エジプト人の圧勝ですね(笑)。私もエジプト人に変身! すればよかった……と後からちょっぴり後悔したのでした
完成されたモスクのデザインに見とれてしまう。モスクは曲線と直線のバランスがいい。しかもここのモスクはかなり立派

 


モハメドアリ・モスクからカイロ市内を見下ろしてみる。この街ってホント埃っぽく、街全体が霞んで見える。この景色を見てから、カイロといえばなんとなく茶色っぽいイメージが浮かんでくる

モハメドアリ・モスクの窓はこんなにデコラティヴ。イスラム教は偶像崇拝を禁止しているから、モスクのデザインも唐草模様とか、パターンのものが多い

 

モスクにつきものなのが、このアラビア文字。いや〜、全然読める気がしない(笑)。コーランが書いてあるのでしょうか?

モスクの内部はこんな感じ。イスラム教は偶像崇拝を禁止しているから、モスクの内部はだだっぴろい礼拝堂になっていることが多い。もちろん、このモスクも現役で、祈りの日には大勢の人が押し寄せてくるとか

 

モスクの天井から吊るされたシャンデリア。やたら豪奢で、あんぐり口をあけて見上げてしまった

エジプト名物のスーフィーダンスを見に行きました。スーフィーとは一般的に、イスラム神秘主義を指す宗教で、くるくると回るダンスが有名。最近ではパキスタンのスーフィーダンスが評価が高いようです。ここエジプトのは「宗教儀式」というより「エンターテインメント」として楽しむ感じ

 

カイロではあっちこっちで青空市場が開かれている。車が1台あれば、立派なお店になってしまう(笑)

駅に行ってみると、お祈りの時間が始まったばかり。駅構内なのに、こんなにびっしりのムスリム男子が終結し、黙祷をささげていました

 


今回のエジプト写真の中で、実はかなり気に入っている1枚。ずらーっと並んだお尻(笑)。一糸まぎれず全員が頭を床にこすりつけ祈っている姿は壮観。「イスラム教ってスゴイね」とあっけにとられる


駅前のバスターミナル。ここカイロでもミニバスは大活躍。しかしカイロってかなりごちゃごちゃしていて、そのあたりはなんとなく東南アジアの都会を思い出してしまう

 

カイロの地下鉄構内にて。思えば地下鉄のある街に来るのはかなり久しぶり。カイロは思っていたよりずっと都会だ
カイロの街でよく見かけた集合住宅。まるで日本のマンションみたいな外観です

 

街角でときどき出くわす、水のみ場。みんなどこかからやおらカップを取り出して(または手で)、ぐびぐびと美味そうに水を飲んでました。暑いから、水分は必需品でしょう

アラビア語のペイントをしたトラック。なかなかイケてます。中身は未確認ですが、同じようなトラックがずらりと並んでいました

 

かなり品揃えのいいCD屋さんを見つけました。もちろんカセットテープもまだまだ多い。ビックリしたのが、アメリカのポップスやらブラック系が多いこと。「アメリカは嫌いだけど、アメリカの文化は好き」というエジプト人の言葉が思い出されます

カイロにある「死者の町」。ゾンビが住んでそうな名前ですが、由緒正しい邸宅地らしい。ただし、目につくところにお墓も多く、見たとおり「死者の町」という雰囲気

 

「死者の町」にはやたらモスクが多く、そのまわりに茶色い砂の家がぎゅっと詰まっているという景観。最初はバスで通りかかったのだが、あまりにスゴイ景色で、思わずバスを降りて戻ってしまった

イス並びにプラスチック製品を扱うお店にて。こうやって日がな売り物のイスに腰掛けて、何やらペチャクチャとおしゃべりしている。そんなところに黄色いジャパニーズがカメラをかかえて歩いてきたから、みんなナゼか大はしゃぎ

 

なぜかエジプトはインドと同じく写真を撮られるのが好きな人が多い。左写真のイス屋さんで撮っていたら、「オレはこんなに持てるんだぞう」と通行人Aがイスをひょいとかかげて、ハイ、ポーズ

エジプトの男の社交場。みんなお茶やらコーヒーやらを飲みながら、水パイプをくゆらすか、もしくは賭け事に高じている

 


街角でお弁当を広げて賑やかにピクニックしている大集団を発見。「撮らせて〜」と言うとみんな照れてました。その後、「ちょっと食べてかないか?」と親切なお言葉もかけてくれました。エジプト人て実は思っていたよりもずっと親切な人が多い
カイロの電車には、女性専用車両、通称頭巾オンリー車両がある。ふたりでうっかりこの車両に乗り込んで、頭巾女性に囲まれてビックリ。ダンナは大慌てでしたが、私はひとりなら絶対この車両に乗るなーと思った。空いているし、何よりチカンがいない!

 


カイロの夕暮れ。いまの時期のカイロは、日が暮れるのが遅い。普段から砂色っぽい街が、さらにいっそう深まった色になる。「カイロってキレイだ〜」と思う瞬間

カイロの美し過ぎる夕日を見ていたら、「どうだいハニー、でもキミのほうがキレイだよ」とニッコリする男性が……というのはウソで、このすばらしい夕暮れが堪能できるテラスの持ち主、ジョニー。カイロ在住6年のエクアドル人美男子

 


というわけで、ジョニーの家におしかけた私たち(笑)。ジョニーお手製のディナーの前で。彼とはケニアで出会い、彼の住むカイロで久々に再会したのでした