アメリカってイメージしていたよりももっとバラエティに富んでいる国かも……と身をもって実感しはじめたこの頃。まずは宇宙開発の最前線、ヒューストンはNASAのジョンソン宇宙開発センターを訪れました。そしてお次は今回私たちの期待大だった音楽の都ニューオリンズへ。どちらも思い出深いところです
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前方になにやら怪しい形が……「あ、船が走っている!」とふたりで歓声をあげてしまいました。このまま時速100キロ以上出して普通に走っているのを見ると、アメリカ人ってやっぱりスケールがデカイ、と思ってしまうのです |
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テキサス州といえば、やっぱり牛肉でしょ、ってことで食べてみました。こいつは写真よりもかなり厚さがあって、これだけでお腹いっぱい |
いよいよ憧れのNASA観光がスタート。といってもNASAがどこにあるのか知ったのは、つい最近だったけれど。ここはNASAのなかにあるスペースセンター・ヒューストンという観光客向けの施設です |
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期待していたものの、観光客向け、特に子供を意識した造りのせいか内部はわりとファンシーな感じ |
実際の宇宙服はかなりゴツくて、これを着て動くなんて大変そう。必要ないけど、なにげに手に入れたい一品であります |
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月に上陸したときに実際に使った車。こういうのを見ると、「人間ってホントに月に行けるんだあ」と、まだ見ぬ宇宙への夢が広がります |
宇宙食のサンプル。マカロニ&チーズと書いてありますが、よく見るとなんだか芋虫のようにも見えてきます……。宇宙ではしばらくの間グルメは堪能できなそう
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ここの最大の目玉はトラムに乗って、宇宙センター内部を実際に見学できること。トラムが出発して早々、かつて使ったシャトルが展示してありました。思ったよりも大きくてビックリ |
NASA見学でいちばん印象的だったのが、かつてアポロ11号月面着陸の際に使われた管制室。こうして実物を目にすると、現実は映画なんかよりずっとドラマチックだなあと思う |
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着陸時に使う飛行船も展示中でした。意外と小さいのにはビックリです。まあ宇宙飛行士といっても一度の飛行に片手の数ぐらいの人なので、これで充分なのでしょう |
こちらは製作途中のもの。意味もなく「カッコイイ!」と思ってしまうのは私たちだけでしょうか。ガンダムとかほかもろもろのSFなんかの世界が目の前に広がっているような興奮を覚えてしまいます |
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トラムツアーにはやはり子供も多く、大人以上に興味津々。でも宇宙開発自体は子供だけではなく、人類共通のロマンだと思う |
こちらは製作中のスペースシャトル。やっぱり大きくて、それだけで圧倒されてしまう。この鼻っつらのデザインが特徴的? |
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トラムツアーの最後には、入り口で撮ったスペーシーな記念写真を販売していました。しかし、この写真2枚とキーホルダーでなんと20ドル! 私たちはやっぱりデジカメ写真でガマンです |
スペースセンター内のお土産物屋さんはかなりソソられる品揃えです。ワッペンなんかの種類も多くて、つい買ってしまいそうになった |
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とはいえ、なかには「何じゃコレ?」という土産ものも。この思いっきり派手なタイダイTシャツもその一例でしょう。しかしなぜタイダイ……? |
NASAのあとは、音楽の街として知られるニューオーリンズへ。ミシシッピ川に沿って造られた遊歩道を歩いているだけで、この地がアメリカのほかの街よりもヨーロッパ色が強いのを感じる |
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本日のミシシッピ川は曇り空が広がっています。なんだかこういう風景を見ていると、ちょっとロンドンを思い出します…… |
街の中心街に広場があって教会があるのもヨーロッパ風。手前には観光用の馬車まで見えます |
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とにかく車社会のアメリカにあって、こうやってブラブラ歩ける街というのは旅人にとってはうれしい限り。石畳の道を散歩しながら、道行く人を眺めます |
音楽の街だけあって、路上では色々なところでストリート・ミュージシャンを目にする。ジャズが多いのかと思いきや、意外と普通のロックやフォークをやっている人も多かった |
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道ばたで絵を売るってのも、ヨーロッパを思い出します。意外にもレベルが高く、見て歩くだけで楽しめるのね |
ニューオーリンズ一の名物通りといえばバーボン・ストリート。その名のとおりバーボンをひっかけつつ、この通りに並ぶライブ・ハウスやアダルト・ショップをひやかすのが定番です |
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このあたりはフレンチ・クオーターといって、ニューオーリンズの旧市街として知られている。フレンチといっても実際の家々はスペイン人の手によって造られたもの |
こういう通りって、アメリカではありそうでないもの。雰囲気あるこの街はいるだけでどこか空気が違うような、そんな感じがする |
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実際に来て知ったことは、ニューオーリンズにはやたら派手でチープなアクセサリーがいっぱい売っていること。のみならず、ドラッグクイーン系(女装用)の店も多いのにはビックリ |
バーボン・ストリートでもやっぱりアメリカンの大型バイクが胸を張るように駐車されてました。アメリカは圧倒的にバイクと比べて車人口が多いけれど、いざバイクに乗っている人は生粋のバイカーが多い気がする |
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めちゃめちゃラブリーな自転車が道ばたにポツンと停めてあって、思わずパチリ。こういうフリフリ・グッズもこの街では簡単に手に入る |
「オマエ、絶対モデル猫だろ!」とツッコミを入れたくなる黒猫。絵とかなり近いポーズをしているのがカワイイ。黒猫も持って帰りたいし、絵もほしい |
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お次は犬。昔(いまもあるのかな?)青山にこのブルードッグ・ギャラリーがあって、私は通るたびに「あーこの絵欲しいなー」と身悶えていたのでした。こんなところで再会するなんて、なんだか感激もひとしお |
「ここはヨーロッパだよお」と言われたら、信じてしまいそうな家。住み心地はわからないけれど、見た目は超ラブリー。中には小さなショップがいくつか入っていました |
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ニューオーリンズは音楽の都であるとともに、実はアメリカ屈指の(唯一の?)食の都。オリジナルな料理が食べられるのがウレシイ。こちらは日本のデニーズのメニューでもおなじみのジャンバラヤ。ニューオーリンズが発祥だって知ってた? |
おお、写真を見るだけでヨダレが出る(笑)。オイスターがこれだけ乗って、なんと6ドル。こちらの牡蠣は日本のと比べて色も違えば身のサイズも違うのね |
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数あるニューオーリンズの料理でも定番なのが、ザリガニ。「え〜」っと言う人もいるかもしれないけれど、こうして見るとおいしそうじゃない? こちらは茹でてスパイシーにしたもので、臭みもなく身もひきしまってて実においしかったのです |
ニューオーリンズの街は暗くなってからが本番。ネオンサインが煌めき、道行く人も色っぽく見えます。写真には写らないけれど、ここには音楽が溢れているのです |
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ライブハウスにまじって、ストリップもかなり幅を利かせています。「ボトムレス・トップレス」のサインに私たちは「お〜」っと吸い寄せられてしまいました(笑) |